2016
05.23
05.23
つながる支援パックの行方(3)
~支援先が見つかった!~
相次ぐ地震の中で、被災された乳幼児家庭に“「つながる支援パック」を送りたい”
そんなことから始まった活動です。
さて、いったいどこに送ったら子育て家庭にピンポイントに届くのでしょう。すでに行政主導で支援物資は送られていると、ニュースでは伝わってきます。東日本大震災時の教訓か、身体障害者や乳幼児の話題も新聞等で目にしました。けれど、どれだけ支援物資が行きわたっているのか?
東日本大震災の時、支援物資はニュースなどで報道された所に多く集まり、報道されなかったところには支援が行き渡らなかったと聞きました。その教訓が今回は活かされているのでしょうか。日々刻々と、支援物資がたくさん集まり始めているので寄付金で支援しようという動きさえ出てきていました。ぴっぴの「つながる支援パック」はもうすでに必要ないのか、と不安でした。
受け入れ先を探して、あちらこちらに問い合わせをしました。そんな中、朗報が入りました。支援先が見つかったのです!
地震後の4月19日に、静岡県ボランティア協会の清水さんより嘉島町の子育て支援センターで受け入れてくれるとのことでした。これには、小山町議会議員の渡辺さんと言う方が関わってくださっていました。渡辺さんは地震後、熊本に入られ益城町で活動中に「つながる支援パック」を清水さんから受入調整を依頼され、すぐに動いて嘉島町役場に行き,住民課長と調整してくださったのでした。
当時、嘉島町は現地からの要請を受けて静岡県が職員を派遣することになった場所でした。
※渡辺さんについて詳細は つながる支援パックの行方(5)に登場します
(hiro)
熊本地震「つながる支援パックの行方」シリーズ