2018
08.23

浜松野菜をたっぷり使った「デコカレー講座」開催!

事業:その他

夏休みも中盤を迎えた8月10日、サーラプラザ佐鳴台・食labにて「親子で楽しむ!浜松野菜デコカレー」講座を開催しました。

浜松の農作物と言えばみかんが有名ですが、広い市内の地形や環境を活かして他にもさまざまな野菜や果物が作られています。三方原の馬鈴薯や篠原の玉ねぎは、味や品質でも評価が高い野菜。その他にもチンゲン菜やセルリーなどは旬の時期、全国でもトップクラスの生産量を誇るそうです。

その野菜のおいしさや、恵まれた環境を子どもたちや子育て世代に知ってもらいたいと企画した今回の講座。4歳~11歳の子どもたちと一緒に、7組の家族が参加してくれました。昨年春にオープンしたばかりのサーラプラザ佐鳴台・食labは、天井が高く広々としたカフェのような空間に、充実したキッチンスペースとたくさんの食器が備えられています。

講師は、ぴっぴのブログ「子どもと楽しむ食生活」も執筆してくれている食育インストラクターのmiriさんこと二村美里さんです。2児の母でもあるmiriさんは、「楽しい食卓」をモットーに、いつも子どもたちが食に興味を持てるようなレシピを提案してくれます。そんなmiriさんの得意技「デコカレー」は、いつものカレーに野菜などをお絵描きするようにトッピングすることで、楽しみながらたくさんの種類の食材が食べられるといううれしいメニュー。参加者のみなさんには、どんなデコカレーにするか設計図を書いてきてもらうよう事前にお願いしました。

まずは、今回使う素材を中心にした野菜クイズから講座はスタート。カレーについての紙芝居などもあり、お話上手のmiriさんの講座に子どもたちもグッと引き込まれます。食材について知ったところで、いよいよクッキング!

飾り切りのお手本を見せてくれるmiriさんの手元にみんなの視線が集まります。そして控えているのは、JAとぴあ浜松さんが準備してくれた、たくさんの野菜! この講座のために、三方原馬鈴薯や玉ねぎ、そして採れたてのオクラやキュウリなどの夏野菜を届けていただきました。

そこからはとにかく、野菜やデコ用のウインナーなどを切ることの連続です。普段はなかなか時間が取れない忙しいママたちも、一緒に包丁を握ったり、包丁デビューを見守ったりと、子どもたちの作業を応援しながら調理を進めていきました。

クッキングスタートから約1時間。どの子も色鮮やかな野菜を上手に使って、オリジナルの楽しいデコカレーが完成しました。子どもでも食べやすいよう、リンゴ酢やハチミツをドレッシングに使った野菜いっぱいのチョップドサラダもできあがり、一緒にいただきます!

野菜が苦手な子どもも多いですが、自分で切ったり茹でたりの調理したものはやっぱり「がんばって食べてみよう!」という気持ちになる様子。自宅でも浜松の野菜をおいしくたくさん食べて、元気に夏を乗り切ってほしいですね。

浜松出身のママからは、知り合いの農家さんからたくさん野菜をいただくという声をよく聞きます。長く住んでいるとつい当たり前になってしまいますが、山の幸も海の幸も豊富な浜松は、旬のものや新鮮な素材が手軽に手に入る恵まれたところだと実感します。これからも「浜松のいいもの、いいところ」を発見して伝えていくような企画ができたらと思っています。

(makiko)