2012
03.15

第2回レポーター養成 デジカメ講座

事業:その他

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3月7日(水)に実施した第2回「地域レポーター養成講座」は、デジカメ写真撮影の基礎、そして記事の魅力を引き出す写真について学びました。
今回の講師は、静岡新聞社の写真部長藤井晴雄氏です。デジカメの設定や撮影時に注意するポイント、そしてなかなか聞くことのできない新聞掲載写真の被写体選びや撮影のタイミングについてお話しいただきました。
普段よほどこだわりがある人以外はAUTOで撮影することが多いかと思います。なので、まずデジカメの設定を調整する、というところでは参加者の多くがどこをどうしていいのやら・・・という様子でした。機種によって表記やアイコンも違うため、藤井氏がテーブルを周って参加者それぞれのカメラ設定を確認。ここで、今まで知らなかった便利な機能を知ることができました。
今までオレンジがかったものが撮れてしまった場所や、日差しが強く影が濃く出てしまうようなところでも、設定を調整することにより思ったような色で撮影できることがわかりました。
そして、おもちゃの果物を被写体にして、背景に人物が入った構図でのズーム撮影なども実践・指導いただいたので、被写体までの距離感などを学ぶことができました。
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また、実際新聞記事で使われた写真を見ながら、どう撮影しているかの解説を入れていただき、なにげなく見ている新聞の写真も角度や構図が工夫されていることを知りました。少し撮影位置を変えるだけで、印象深い、記事が生きる写真が撮れるということにみなさん驚いたことと思います。
多くの撮影経験から、限られた取材時間の中でどのようなことに注意しつつどのように効果的な写真を撮るかというお話がとても参考になり、プライベートでも役立つ撮影のコツが満載の講座でした。
これからお子さんを撮影するときも、より生き生きとした写真が撮れるといいですね。取材ママ、パパ特派員の重要な小道具となるデジカメ。ジャンジャン触って撮って使いこなしてもらいたいと思います。

(makiko)

ひらめき講座の様子が、3月8日付静岡新聞朝刊に掲載されました。
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<静岡新聞社編集局調査部許諾済み>