2022
05.02

子育て情報サイトぴっぴ リニューアルしました(3)

事業:情報発信

アレクサ、ぴっぴを開いて

ぴっぴの子育て情報サイトもそろそろリニューアルを考えなければならない状況になってきていました。役立つ付加機能があってもいいのではないかとぴっぴ内では話し合いが行われ、どこもの子育て支援サイトにおいても、まだ手を付けていない領域、音声機能のスマートスピーカーがぴっぴ内では話題になっていました。

20220502AIスピーカー

デバイス(スマートフォンやパソコン、タブレット、それらと繋いで使う装置の総称をいいます)が増え、こちらも進化していく中、2017年頃、AIスピーカーが登場してきました。AIスピーカーは名前のごとく音声で情報を伝えてくれることから、赤ちゃんを抱っこしながら情報を得たり、音楽を聞くことができたりと子育てに忙しい親たちには相性がよいはずのデバイスです。ぴっぴでも利用できないか検討を始めることにしました。当時、AIスピーカーはAmazonのEcho Spot、LINEのCLOVA、GoogleのGoogle Homeが発売されていました。これらの既存のスキルを利用するのではなく、子育て情報サイトと連携してサイトの情報を流すスキルができないかとサポートや費用面などにおいて、各社の担当の方に会ってお願いをしました。結局のところなかなか折り合わず、大企業とシステム面においても費用面においても開発するなどはやはり夢の夢なのかとあきらめにかかった時、Amazon社の女性部長がサポートしてくださること、スキル開発を手伝ってくれるエンジニアとの出会いがあり救われました。エンジニアは今も協力をしてくださっているシビックテックで名を馳せた小木さんです。彼とはWebスタッフが勉強会に通い、そのつながりでハンティングした、うちにとってすばらしい救世主でした。
https://www.at-s.com/sp/news/article/shizuoka/1056269.html?lbl=10346(2022.4.20静岡新聞夕刊1面に掲載)

子どもが生まれた数か月は特に、数時間の授乳で睡眠不足になって、家事や育児の他、自身の身体の回復期でもあるため、外出することがあまりできず、家に閉じこもりがちとなります。パートナーがいなければ誰とも昼間会話がないと嘆く人もいる中、ちょっとした会話や初めての子育てで戸惑うことを聞くことができたら気分転換にもなり、1歳未満のママたちに特に利用してもらえたら、子育て支援になるのではないかとの考えが根底にありました。

中日新聞にも掲載!AIスピーカーで子育て情報発信

2018年に開発したアレクサスキルは2つ。子育て支援ひろばの毎日の開催状況や時間を簡単に調べるスキルと子育て情報サイトぴっぴのトップページのお知らせを読み込んで音声化したフラッシュニュースのスキルです。AIスピーカーが音声を認識してAIが処理し、音声を合成してまたAIスピーカーが発話するという仕組みは、表示用テキストを会話用テキスト(逆もあり)に変換できるような処理を行っていかなければなりません。音声認識や読み上げ気のなどでの課題と考えられるものは山ほど。読み上げを聞いていると、例えば、「は」と「わ」の使い分けだけでもたいへんで、最初は苦笑いしてしまうほど。日本語の難しさがよくわかりました。スキル開発に力を注いでくれた外部の支援者とWeb担当者たちの根気の入り方と粘り強さはすごいものでした。そして、なんとかできあがったスキル。アレクサに呼びかける最初の発話、それが「アレクサ、ぴっぴを開いて」でした。