2022
05.19

子育て情報サイトぴっぴ リニューアルしました(8)

事業:情報発信

市民協働を問い直す

17年前、まさに子育て真っ最中にあった当事者の私たちの意見を尊重してくださり、サイト構築をともに考え、検討した浜松市の職員の方々との官民協働作業。各課の担当者が同じテーブルで話し合い、意見交換や困りごとなど補完しあった時がありました。まさにひとつのチームのようだった記憶があります。
そうした会議もいつの間にか担当課から、「各課は忙しいから会議の時間がもったいない。困ったときだけ、課の職員と話せばいいでしょう。」と素気無く断ち切られてしまいました。職員が変わっていくに従い年々、これまでの市民協働は風化の一途をたどっていったのかもしれません。
担当課との間では市民協働という言葉が消えることはなく、細々と継続してきました。長年、サイト運営に携わると自然と市の職員の方々とは顔なじみになり、部署が変わっても挨拶するほどになっています。市民協働のことを理解いただいていた職員の方々から、今回のサイト構築の際には、「また以前のように各課と関係構築を復活していくべきだよ」とアドバイスをされました。そんな話から今回は担当課の取り計らいで、数年ぶりに復活した集まりですが、「市民協働」の上に胡坐をかいてしまった私たちと、中には「業者と行政との関係」という意識で会議に参加された職員との出会いには、最初から溝ができていたに違いありません。
今回、サイト構築にあたり、市は各課が持つデータをオープンデータ化する、ぴっぴはオープンデータから子育てに必要なデータをチョイスし連携させるという目的がありました。それは市民にとって情報取得しやすい環境が作り上げられることであり、そのためには協働で作り上げていくべきことでした。
市民協働という言葉よりも実践していくうちに相互が理解しあってわかりあっていくこと。すぐにできることではないので改めて考えると、市民協働を新しいメンバーで問い直す時期がきているのかもしれません。

ぴっぴサイトリニューアル(8)