2017
02.16

第2回「アナタの思いが30日で実行できる講座」

事業:チェンジメーカー養成講座

浜松市チェンジメーカー養成講座の2回目は、浜松市子育て情報センターで開催しました。今回は一歩進めて、思いを叶えるために「何かアクションを起こす」ための実践スキルを学ぶ場です。

定員20名のところに倍近い申し込みがあり、研修室は満席になりました。しかも開催当日は席が「最前列から」埋まっていったのです。これは本当に、参加者の期待と熱意の大きさを物語ることです。

開講にあたり、原田博子講師より「受講後、小さなことでもいいから必ずアクションを起こすこと」が宿題として提示されました。そして、「学びました、参考になりました…という言葉はよく聞かれるが、アクションを起こさないと意味がありません。そのため、この講座は、参加しやすくしてより多くの方の背中を押すものにしました」と語りました。この講座を、社会起業・NPO・ボランティアなど、方法を限らず「やってみたいこと」がある方であれば誰でも参加できるようにしたのは、そうした意図からです。

三時間という限られた時間であっても、内容は非常に凝縮されたものでした。

最初の講義は「思いを自分スタイルにする」。原田博子講師がキャリアコンサルタントとしての視点から、「やりたいことは何なのか」を自分の中に発見し掘り下げるための講話とワークを行いました。

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続いての講義は「ネットワークをつくる」。原田裕見子講師が、自身のキャリア上の転機など経験談も絡めながら、「いかに自分がやりたいことを伝えて味方を増やすか」のポイントを語りました。実際に声を出して挨拶してみるワークも行い、参加した方には新鮮な体験となったようです。

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最後の講義は「マネジメント法を学ぶ」。遊橋裕泰講師が、アイデアをビジネスプランに落とし込むまでの道筋を初歩からわかりやすく伝える中で、参加者が実際にアイデア出しを行い評価しあう時間もあり、短時間で重要なことが学べる内容でした。

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終わってみるとあっという間の3時間でしたが、参加した方々は各自「次のステップ」が見えてきたのではないでしょうか。

ぴっぴは団体としてさまざまな講座を開催させていただく機会が多いですが、毎回実感するのは、講座という場は「講師」と「参加者」双方で生み出す創造的な場であるということです。講師の熱意だけでなく参加者の意欲があってこそ深い学びが得られますし、同じ思いを持って集う参加者同士がつながることのできる貴重な場です。そのことを理解している方にとっては、今回の講座はまたとないチャンスとなったはずです。参加者アンケートでは「また次の機会を作ってほしい」「もっとたくさんの人に聞いてほしい内容だった」などの声を多数いただきました。

講座の第3回(最終回)は個別相談会です。自分の「やりたいこと」があり、それを実現させるまでの「課題」を解決したい方のために、相談を受けます。3月11日の開催です(受付は終了しました)。

(midori)