2008
02.19

しずおか子育て未来大賞

表彰

平成19年度しずおか子育て未来大賞・ふれあい子育て応援部門・奨励賞を受賞しました。
しずおか子育て未来大賞
ふれあい子育て応援部門に88件。わくわく子育て部門に81件。応募総数169件。それぞれ、大賞、優秀賞、特別賞、奨励賞など11団体が受賞しています。ぴっぴでは、ホームページで子育て情報を提供していること、子育て中のママが社会参加の一歩として「取材ママ」として活動していること、この取材情報が多くのママたちの不安を取り除き、活力を与えていることなどが評価されました。2月16日<しずおか子育て応援メッセ2008>の中で表彰式がありました。
表彰式後、作家・鈴木光司さんの講演会がありました。テーマは
<新しい歌を歌おう~新しい家族にのありかた~>
しずおか子育て未来大賞
鈴木さんは作家としてデビューする以前から10年間、奥様がお仕事を持たれていたこともあって、保育園の送り迎えをはじめとする家事全般をこなしながら、執筆活動をされていたそうですが、子育てに関ったことで小説のレベルが上がったそうです。
子どもを育てていく上で必要な、寛容であること、我慢強さ、忍耐力等が自然に身につき、子どもの視線で社会を見るようになると、新しいテーマが見え、つぎつぎに小説が完成したのだそうです。
二人の女のお子さんを育てられた経験から、子どもの自発性を促すには、明るい未来を提示してやることが大事。知識は覚えるのではなく、理解し・再構築して表現することが大切で、起こりうる問題を解決するためのディスカッションが必要だともおっしゃいました。また、育児休暇を取得するなど、子育てに積極的なお父さんたちに、ぜひ、かっこよく、良い仕事をしていただきたいそうです。若い人たちが後に続いていくようになれば、働くパパ・ママの子育て事情も少しずつ変わっていくということでしょうか。
しずおか子育て未来大賞
午後からは<しずおか子育て支援研修交流会。
静岡県子育て支援室委託モデル事業の取り組み事例の紹介がありました。官民あわせて70団体による子育てネットワークを作った「島田市子育て支援ネットワーク」、地域の子育て支援者・サークル実践者と支援機関を結び付けた「掛川市子育て支援ネットワーク」、ママたちの手で子育てマップを作った「熱海市子育てネット『梅ママ』」、行政の不審者情報のサイトを活用した「富士宮市子育てマップ作成による子育て支援ネットワークの構築」など4つの事例発表がありました。
最後は展示参加団体の交流会へと続きました。
NPO法人あり、学生の音楽ボランティア、研究グループ、スポーツ団体、子育てサークルあり、子育ての応援・実践にはさまざまな形があることを実感しました。ここに集った団体さん同士がこれを機に、今後も引き続き情報交換をしたり、時には繋がったりできるといいですね。 <やまねくん>