2007
12.10

しずおか ユニバーサルデザインフェァ in はままつ

発表

12月8日(土)「やさしいカタチ・やさしいキモチ・やさしいコトバ」を合言葉に、今年もユニバーサルデザインフェァが開かれました。
P1000393.jpgユニバーサルデザイン(UD)とは、能力・年齢・国籍・性別などの様々な違いを超えて、全ての人々が暮らしやすいようにまちづくり・ものづくり・環境づくりなどを行っていく考え方です。これがやさしいカタチ。
誰もが人を思いやる心を持ち続けることも大事なことです。やさしいキモチ。
そしてキモチは言葉に乗せて運ばなければ相手に伝わりません。コミュニケーションも大切です。やさしいコトバ・・・。
P1000386.jpg今年のUDフェアは浜松フォルテガーデン・ホールに加えてザザシティ・中央館(パレット・こども館)、西館(地下売店・TOHOシネマズ)、科学館での開催となりました。
ぴっぴも実行委員会の一員として参加しました。
P1000394.jpgフォルテガーデンでは告知ポスター・UDアイデアコンクールの表彰とプレゼン・中学校の学習発表があり、真剣に取り組むやさしい気持ちがとても良く伝わってきました。歌や手話劇、車椅子レクダンスなど市民活動の発表、またUD商品に取り組む企業PR。
P1000397.jpg地下ホールでは合唱・ダンス・ブラジルサンバステージをはじめ、ぴっぴではおなじみのサンフラワーさんも発表したUDファッションショー、「暮らしを楽しくユニバーサルデザイン」をテーマにUDトークもありました。
P1000372.jpg今年はザザシティが参加しました。パレットの情報のUD製品展、授産所製品展示即売会の他、「もてなしの店づくり」として、館内約100店舗の店長さんがUDに基づいた「もてなしの心」を学んでいるそうですよ。また、障がいのある方の買物モニターもありました。
子どもたちも活躍しました。UDまち歩き探検では障がいのある方と小学生が一緒に街を歩きをしました。車椅子や視覚障がい体験をしながら、ザザシティから浜松駅周辺のUDや、UDだったらいいのにな!を発見して大きな地図にまとめました。
浜松こども館では中高生ボランティアからUDフェアこども実行委員会が発足し、世界中の人たちが幸せに暮らせる社会について考えているそうです。この取り組みは今後も続きます。
また、7日にはTOHOシネマズで副音声ガイド・日本語字幕つきUD映画「武士の一分」、9日には科学館にて字幕つきの「銀河鉄道の夜」が上映されました。残念ながら映画には行けませんでしたので、ご覧になった方いらっしゃったら感想を聞かせてくださいね。
いろいろな施設や企業・団体、多くの人々に広がりをみせ、年ごとに進化しているUDフェアでしたが、原点となる思いやりの気持ちを一人ひとりの取り組みとして、家庭の中で育んでいけたらいいなと思いました。             <やまねくん>