2013
11.10

商工会青年部のヒアリング

訪問

先日、浜松商工会議所青年部の方々が4名来られました。浜松市への政策提言のための参考としてのヒアリングです。
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「今、課題と思われること」などから話が1時間半近くに及びました。
当団体が行っている指定管理事業から活動まで、浜松市の子育て支援事業の状況をお話しました。企業が直接関連するのは社員のワークライフバランス。現状、共働きの家庭が増えて男性も家事や育児に関わらなければならないのが現状。男性は仕事、女性は家庭とは言っていられません。
保育園の待機児童問題は政令市ではどこでもあり得るのですが、企業にとっては育休明けの社員が保育園に子どもを預けられず会社に戻れないという場合が大都市に限らずあります。大企業の企業内託児という考え方は中小企業には難しい。ならば、中小企業が連携をしあって託児施設を設けるか、民間の託児施設と契約をするかなどという方法を考えなければならないでしょう。
育児の話ばかりではなく、晩婚化の時代ですから、育児と介護が一緒についてくる場合もあります。
これまで、企業の成長、産業の活性化という外向きのベクトルが大きかったのが、うちにも目を向け労働力の確保を考えなければならなくなった時代です。子育て、介護は福祉の分野でお荷物と捉えられがち。発想の転換で考えていく部分もかるかと思います。
まだ、企業自体、理解を深めていただきたいところでもありますので、会話は継続的に必要かと感じたひとときでした。

<hiro>