2016
09.20

女性特有がん検診Q&A<5>

事業:女性のがん検診

私たちは女性特有がん検診受診の必要性を子育て中の女性に訴え、ハードルとして考えられる要因を取り除くために、託児つきの乳がん・子宮がん検診の試みや、正しい検査の情報提供(例えば、マンモグラフィーへの恐怖心を減らす情報)をしています。

10月のピンクリボン月間に向けて、乳がん・子宮頸がん検診についてのよくある質問(Q&A)をピックアップし、シリーズで紹介していきます。

乳がん~検診について~

20~30代でも、乳がん検診を受けた方が良いのでしょうか?
厚生労働省によれば40歳以上の女性がすべきであるとしています。30歳代になると乳がんの発症率が大幅に増加するため、30代半ば頃から、検診を受けたらよいと思われます。若い世代の方は乳腺密度が高いため、マンモグラフィ検査でも病変が写りづらいため、20代から30代前半までの方は受けない方が良いとする見解もあります。また、厚生労働省によれば、乳がん検診は2年に1回でよいとしています。若年性乳がんの場合は、進行が早い場合もあるので、気になることがあればすぐに受診することをお勧めします。
貧乳でもマンモグラフィの検査を受けられますか?
胸が小さくて受けられないことはありません。男性が撮影することもあります。
乳がん検診に行く時に、子どもを預けたいのですが、病院には託児がないといわれました。どこかで預かってもらえるところはありますか?
認定こども園や認可保育園の一時預かり、認証保育所等のビジターでの預かり、ファミリー・サポート・センターの他、ベビーシッターなどもあります。また、現在幼稚園に通っているお子さんで、預かり保育等の実施園の場合は、園に相談してみてはいかがでしょうか。

その他のQ&Aも、ぜひあわせてお読みください。

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