2014
08.15

ねりま防災カレッジ(2)

事業:ぼうさいぴっぴ

7月30日に引き続き、8月6日(水)にも、第2回ということで練馬区の防災学習センターまで行ってきました。

前回とは違う子どもたちで、小学4年~6年生が対象です。夏休みの課題のひとつとして「防災」をテーマに学ぼうとしてきた子どもたちもいるようでした。

静岡県とは違って海や川が近くにないことや、比較的地盤がよいそうです。津波の心配がないとはいえ、災害は、いつ、どこで、どんなものが起こるのかわかりません。学校にいる場合や、家族といる場合、ひとりの場合など、それぞれのシーンに合った身を守る方法を知っておく必要がありますね。どんな時に災害に遭うかわからないけれど、ひとつひとつシーン別に学習しました。

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こちらでは「避難所」というものを、練馬区では「避難拠点」というようで、言葉の違いがありましたが、みんな熱心に、そしてたくさん挙手をして発言してくれました。
いざという時に冷静に行動するためにも、たくさんの防災知識を身につけ、応用できるようになると安心ですね。

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後半は、ワークショップです。「今年一番暑かった」といわれるような日が続く中、最後まで集中してカッパ作りとスリッパ作りに取り組めました。

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練馬区では、日頃から、大人も子どもも、まちの人も区の職員も、一緒になって防災の取り組みを行っているそうです。今回の子どもたちの講座への取り組む姿勢からも、それが伝わってきます。
防災の意識は、日常生活の中で薄れてしまいがちですが、こうして、定期的にいろいろなところで考えたり訓練したりする場があることは、いざという時のために本当に必要なことだと感じた1日でした。 

(わかば)