2024
12.05

雄踏地区自治会連合会で女性の視点の防災講座

事業:ぼうさいぴっぴ

11月30日(土)、雄踏文化センターで防災講座を行いました。浜松市のこらぼ講座で雄踏地区自治会連合会より依頼があり、「避難所運営における女性の役割」がテーマでした。

これまでぴっぴとして、熊本地震や西日本豪雨、能登半島地震で被災地を支援した時の経験や、東日本大震災の被災者にヒアリングを行った際に聞いた話などを基にお話ししました。避難所生活や被災後の生活を想定しながらどのように備えるか、実際の避難所運営時に判断をしていくかということの参考にしていただければと思います。

雄踏地区自治会連合会では、2週間連続で防災訓練を実施したそうです。1回目は避難所運営ゲーム(HUG)を行い、2回目の今回は避難所運営についてどのように女性の視点を活かしていくかということを伝え、避難所運営に役立ててもらおうというものです。
翌日12月1日には地域防災訓練が行われるため、かなり念入りに訓練が行われたようです。参加した自治会役員の皆さんも、疲れを見せず、一生懸命メモを取りながらお話を聞いていただけた様子から、雄踏地区の防災意識の高さや災害に備えて積極的に備えようとする気合を感じました。

実際にHUGをやってみると、次々考えさせられるような課題が迫ってくることを実感したことと思います。
また災害時には日頃の地域の課題が顕在化するといわれています。地域の人たちが避難所運営を行う局面で、様々な判断をするのは難しいです。あらかじめ、どのようなルール作りをして運営するか、地域の特性に合わせて想定をしながら地域の皆さんで考えていってもらたいものです。

(わかば)