2012
08.14

災害ボランティア養成講座

事業:ぼうさいぴっぴ

8月4日(土)から始まった社会福祉協議会で行っている「災害ボランティア養成講座」で、災害時の基礎的な知識とワークショップの講師を行いました。この養成講座は、7月の北区に続いて中区での開催で、今回は、ぴっぴの会員でもあり、災害ボランティアコーディネーターとしてすでに活躍している鵜飼愛子さんが、基礎知識の部分の講師を行いました。

災害ボランティア養成講座1

災害ボランティア養成講座2

災害ボランティアコーディネーターは、災害が起こった時だけに活躍するわけではなく、普段から、災害が起こった時に最小限度の被害で済むように、地域に広げていくことも大切な役割です。
また、普段からの地域の人同士の関わり合いが、いざという時の助け合いに役立ちます。
地域の中で「顔が見える関係性」を作っておくことが大切であり、災害ボランティアとして今後活動される方は、地域の人たちの関係性作りのつなぎ役を担ってほしいと思います。
これまでも「自助・共助・公助」ということばで、災害への備えや災害時の行動を表しています。

自助とは、自分で自分や家族を守ること、共助とは、友人や近隣で助け合うこと、公助とは、自治体などによる支援です。しかし、最近では、「自助・共助・公助」に「近所」が加えている場合もあるそうです。それだけ、地域(近所)のつながりと助け合いが大切であり、もっと多くの人に伝えていきたいということの表れなのでしょうね。

基礎知識を学んだ後は、防災ワークショップでも人気の「ごみ袋のカッパ作り」と「新聞紙のスリッパ作り」を行いました。

災害ボランティア養成講座3

乳幼児から高齢者までが楽しく学べる生活の知恵です。
災害ボランティアとして、今後、地域での活動にこのようなワークショップなどを取り入れてほしいものです。

(わかば)