2012
04.02

焼津市男女共同参画セミナー 子どもを守る防災講座

事業:ぼうさいぴっぴ

3月17日(土)焼津公民館で防災講座を行いました。この日も雨。じつは、これまでの防災講座、昨年からずっと雨が多いのです。出席者もこの雨では参加率が悪いのではないかと心配していましたが、心配には及ばず39名が参加してくださいました。

防災講座

今回は焼津市市民協働課とのコラボ講座。県中部で行政とともに行うのは初めてでしたが、こちらの提案に快諾いただき実施に至りました。

ぴっぴ自体は、こうした講座もかなり経験を積んできたのですが、講座を行う地域によって毎回、お話する内容を変えています。今回は焼津。ここは津波被害を考えずにはいられないところです。東日本大震災は、津波被害が大きく報道されましたが、実際、地震があって津波が来るわけですから、まずは建物の耐震を考え、そして高台、高所に避難を考えることです。

ぴっぴでは、東日本大震災により被災を受けた人々、避難所生活をされた人々、ボランティア、メディア、支援に入られた医師や行政の立場の人と、できるだけ多くの様々な立場からの視点でヒアリングをしました。 その中で、これまでワークショップや講座で常に話してきた「地域とのつながり」「自分の身は自分で守る」は必要なことだったという確信を得ました。そして、この中から『減災BOOK』を制作しました。これを焼津市の講座で初めて使用しました。
参加者の方々からは、文字も大きめでイラストも入っており、わかりやすいという感想をいただけました。
この本をもとにしたお話と子どもたちも楽しめるカッパ作り、バリバリスリッパの作成、紙芝居を行い終了しました。
焼津の参加者の方々から終了後にとったアンケートには、日頃から防災訓練を行っておくことや備えの必要性なども行っていこうという意識の高さもうかがわれました。

防災講座

今後、防災についてふだんから自分のこととして受け止めていない人にも気づいてもらう上でもこれから、『減災BOOK』を使ってのワークショップを行っていきますので、ご要望があればぴっぴ事務局にご連絡ください。

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