2012
04.01

桜ケ丘保育園で防災講座

事業:ぼうさいぴっぴ

3月22日(木)、北区都田町にある桜ケ丘保育園で、「防災講座 あの日を忘れない ~東海大震災に備えて今からできること~」を行いました。

前日と当日の朝、NHKで情報提供されたのを見て参加していただいた方もあり、赤ちゃんから大人まで幅広い年代の方に参加していただきました。もちろん、桜ケ丘保育園の年長さんも、1時間を超える講座でしたが、最後までしっかりとお話を聞いていただきました。

都田町は、都田川がありますが、津波というよりも家屋の倒壊やそれに伴う火災、あるいは、土砂災害の方が心配です。しかし、保育園にいる間に被災するとは限りません。自分たちの住んでいる地域やよく行く場所で、どんな災害が考えられるかによって、備えも違いますから、まずは地域の特性を知って、それに合った備えをしましょう。

ダンゴ虫のポーズまた、大人にとっては「まだまだ保育園児」と思っていても、子どもの年齢に合った防災知識を、大人が子どもたちに伝えておくことが大切です。
子どもの行動範囲の中で、どんな危険なものがあるか、地震の時にどのように行動すればいいかを普段から知らせておくことが大切です。
例えば、自動販売機は地震の時に倒れてきて、その下敷きになったらあぶないことや、もしも切れた電線が垂れていたら、触ってはいけないこと、ガスのにおいがしたらそこから離れること(まずはガスのにおいがどのようなものかも教えておく)などは、保育園児でも理解できます。
災害時のいろいろな想定をして、あらかじめ家族で話し合っておくことが必要です。

普段広い園庭を元気に走り回っている園児たちだけに、「ダンゴ虫のポーズ(頭と心臓を守るポーズ)」を練習した時は、全員、とても上手にできました。
やはり、普段から自然の中で育っている経験が、災害をたくましく生き抜く力になっているようです。

子どもを桜ケ丘保育園の園児のように、自然の中で育てたいと思う方は、保育園親子ひろばや園庭解放をまずは利用してみてはいかがでしょうか?
そして、皆さんの所属している団体でも、このような防災講座を開催したいという場合は、ホームページをご覧の上、ぴっぴにお問い合わせください。

(わかば)

☆ぼうさいぴっぴ
https://npo.hamamatsu-pippi.net/katsudou-docs/bosai.html