08.10
県居公民館 子ども講座
8月3日(月)県居公民館主催の「こども講座」で防災ワークショップを行ってきました。
夏休みということで、4つの小学校から1~6年の子どもたちが、数人参加してくれました。
夏休みに入って10時からの講座でしたが、ちらほらあくびをする姿があり、講師の鵜飼さんは手馴れたもので、はじまりは、紙芝居から。少し、興味をそそっておいて、自分たちが身近で被災をした場合、どんなことが起こるのか、どんなふうに自分の身を守ればよいのかを具体的に話してくれました。
その後は、手と頭を使って、新聞紙でスリッパ、ビニールのごみ袋で合羽、ちらしで紙コップと順々に説明を加えながら作りました。小さな1年生も年齢の上の子たちを見習って、わいわいがやがやしながらも完成。合羽作りでは、想像力を活かさないとどんなふうにできあがるのかわかりません。途中、誤って違うところを切ってしまって、もう一度、挑戦!という子もいましたが、全員、理解して作り上げてくれたようです。作ることもだいじですが、なんと言っても、身近なものが災害時には工夫次第で役立つものになるということをわかってもらえれば、これはこれで成果です。
女の子たちは折り紙で慣れているのか、紙コップももっと難しいものを作り上げてくれました。
最後は、アトピーのある子どもの防災時の食についての紙芝居をしてもらったのですが、子どもたちは真剣に見入っていました。
人がたくさん集まれば、中には様々な条件を持つ人々がいます。疾患を持っていたり、障がいがあったり、外国人の人がいたり。そういう人たちがどんなときに困るのかなどを知ることで、手を貸し受容していける頭の柔らかい子どもたちに育ってほしいと願いながら、無事、講座は終了しました。
のりぴ
※8月22日(土)防災フェアinはままつでは、まちづくりセンターで、子どもたちに防災について知ってもらえるように、防災ゲームとしていくつかのプログラムを用意しています。夏休みの自由研究にもなるので参加してほしいものです。