2011
10.22

子育て教室 子どもの発達と遊び

事業:子育て教室

遊び1_R.jpg  遊び2_R.jpg
10月11日(火)、「父親&母親のための子育て教室」の第2回が行われました。
今回は、「子どもの発達と遊び」をテーマに学びました。
子どもの発達というと、子育て中の親は自分の子どもについて「これでいいのか?」という疑問を感じやすい部分であると思います。参加者からあらかじめ各講座の内容で質問を受付したところ、このテーマに一番たくさんの質問が寄せられました。参加者からの期待の高さがうかがえます。
今回は、参加者が妊婦さんから3歳未満のお子さんのいる家庭ということもあり、乳幼児期に絞ってお話がされました。
遊び3_R.jpg「子どもの発達状況にあったおもちゃをタイミングよく与えたい」
というのは親の気持ちです。それがちょうどいいタイミングでできないと、親も子どもも楽しく遊べないということになります。
また、大人にしてみれば、
「これはこうして遊ぶもの」
という意味がはっきりしていても、子どもは大人が考える想定外の遊び方をすることもあります。でも、それは、子どもがちょうどそういう刺激がほしい時であったり、そういう運動をすることでからだの発達を促そうとしていたり、おもちゃの遊び方や扱い方には、子どもにとってそれぞれ意味があるようです。
そんな時には、大人がなんでも
「あれはだめ、これはだめ」
としてしまうのではなく、子どもが安心してその運動ができるように環境を整えたり、躾の始まりとして「善し悪し」を教えることが大切なのだそうです。
「物をなんでもなめてしまう」という行動も、赤ちゃんにとっては、物の認知の始まりだったり、舌の運動で言葉を発する準備だったりすることなのです。
大人はそれを「だめ」というだけではなく、なめてもいいものを吟味して与えることも必要ですね。
おもちゃは、子どもたちの想像により、いろいろな遊び方ができるものがいいそうです。子どもの発達によって、持ちやすさ、色、重み、作りなども計算されて作られているようです。そういうことを気にしておもちゃを見てみると、また違った楽しみ方ができそうですね。 (わかば)