2014
10.31

第6回ココ研勉強会を行いました

事業:ココ研

10月25日(土)午前、浜松市福祉交流センターにて勉強会を行いました。
10月のイベントが多い中、関心を持っていただけた方々の参加は心強く感じました。
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「どうなる?子どもの居場所」~理想の『放課後の子どもの居場所』とは?~が今回のテーマでした。
これまで、国や浜松市で発表された学童保育についての内容、来年からどのように変わるかのお話をさせていただきました。その後は民間学童(企業)や子どもの居場所を行っている方々のお話、その後はワークショップを取り入れたグループトークを現役ママたちを中心に行いました。
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浜松市では、合併前に浜松市であったところは健全育成会が、その他の地域では社会福祉協議会やNPOが学童保育を行っています。保育園や幼稚園と違って、小学生が学校を終えて通える範囲という制約があるので、地元にある学童保育が一番通いやすいと考えるのが一般的です。そうなると入れるところがずいぶんと限定されがちです。現在は浜松市全体としての待機児童は116名ということになっていますが、大半である旧浜松市にある放課後児童会(健全育成会が行っている学童保育は放課後児童会といいます)では、多数の子どもがいて入りきれず入会できないところがあったり、断られたり、最初からあきらめている家庭があったりでじつは潜在的待機児童数は多いのではないかという推測もあります。入れなかった子どもたちはどうしているのか?ぴっぴに相談される内容で多いもののひとつです。
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今回も参加された現役ママたちから様々な不安や意見がありました。
一つを例にとると、なかよし館の問題です。
なかよし館の役割もそれなりに使い手側からが位置づけられていたようです。放課後児童会に充てるのは好ましいと思うけれど、働いていない家庭の子どもたちの居場所でもあった2館を残したなかよし館の突然の廃館の決定に不満が多いのも確かです。
その他についていくつか出た意見や不安などは、出席された指導員さんたちなどにアドバイスをしてもらうという場面を設けました。こうした場面ができたのも昨年、支援者の方々を中心に勉強会を開いた成果があった故です。
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また、民間学童の在り方はそれぞれですが、勉強や習い事もありのところや異年齢の子どもたちは自由に過ごすところなど特色があります。保護者の考え方も様々あるので、地域で選べるくらい学童保育、または子どもの居場所が増えることが望ましいですね。

<ココ研> 子ども・子育て支援新制度研究会