2015
05.03
05.03
絵本「豆わたし」で上嶋さん来訪
浜松市天竜区水窪を舞台とした映画「果てぬ村のミナ」で名が知れているミナの森プロジェクト 総合プロデューサーの上嶋常夫さんが、お箸道 広報部長の澤奥さんとともにぴっぴを訪問してくださいました。
現在の子どもたちの中で、お箸をしっかり使えるのは3割程度ということで、それを憂えた上嶋さんは楽しみながらお箸の正しい持ち方を継承していこうと、日本のお箸道を始めることにされたそうです。子どもたちに絵本を読み聞かせることやゲームなどを通してお箸に興味を持ってもらうことがねらいです。
この度訪れてくださったのは、絵本の紹介でした。
「豆わたし」(岩崎書店より平成27年4月22日発売)は上嶋さんが浜松北遠地域にまつわる話の原案を書いて、細江出身の水墨画家岡崎潤氏が作絵したものです。
「豆わたし」という競技により二つの村が仲良くなるという昔話です。
絵本を作ることになったエピソードをひととおりお話された後、
「絵本の中で、村長として登場しているんだ。ほら、これがそう。」と茶目っけのある笑顔で教えてくださった上嶋さん。
絵本が保育園、幼稚園や小学校などでの読み聞かせに使ってもらえて全国に広まることを期待されているそうです。以前から不登校児の音楽活動にも力を入れておられたように子どもたちをサポートしていこうとされる(「熱い思い」と書くべきなのでしょうが、どちらかと言えばこの場合は)「温かな思い」がじわりと伝わってくるようで応援していきたいなという気持ちになりました。
<hiro>