2016
07.17
07.17
子宮がん(子宮頸がん)及び乳がん検診の受診率の推移
女性のみなさん、子宮がん・乳がん検診を定期的に受けていますか?
そして、男性のみなさん、周囲の女性が検診を受けるよう、サポートできていますか?
女性が、女性特有がん検診を受けるには、本人が受けようとするだけではなく、周囲の人に気兼ねなく受診できるような雰囲気を作ってもらうことも必要です。検診受診のために、子どもを預けなければならない時に、「病気でもないのに、そこまでするの?」といわれては、行きたくても行けません。検診受診のために、仕事を休みたくても、「休むの?」といわれては、検診受診を諦めてしまうかもしれません。女性が「検診に行きたい」といった時、周囲の人にそれを認めてほしいのです。
6月に、「平成28年度男女共同参画白書」が発表されました。その中に、「子宮がん(子宮頸がん)及び乳がん検診の受診率の推移」が掲載されています。
検診受診率は少しずつ上がっているものの、平成25年の過去1年間に「子宮がん(子宮頸がん)検診受診率」は32.7%、「乳がん検診受診率」は34.2%です。厚生労働省が、乳がん・子宮がん検診を2年に1回の受診を勧めているため、過去2年間の受診としても、「子宮がん(子宮頸がん)検診受診率」が42.1%、「乳がん検診受診率」が43.4%です。
※厚生労働省「平成28年版男女共同参画白書」より
聖隷浜松病院乳腺科部長の吉田雅行先生がいつも言っているように、
「検診に 2人誘って 50%(ごじゅっぱー)」
を、今こそみんなで実行しましょう!
★厚生労働省「平成28年版男女共同参画白書」
本編 > I > 第4章 > 第2図 子宮がん(子宮頸がん)及び乳がん検診の受診率の推移