2010
07.08

ぴっぴの家庭の医学~専門家編~

事業:女性のがん検診

7月2日(金)19時から看護師・助産師・保健師・保育士や子育て中の母親たちと普段関わりの多い方を対象に、聖隷浜松病院乳腺科部長・臨床研究管理センター長の吉田雅行先生の講座を開催し、乳がん検診を受診することの大切さをどのように若い世代の母親に伝えるかということを学びました。
吉田先生
乳がん検診の受診率50%を目標としている浜松市では、現在16.8%の受診率ということで、目標の1/3だそうです。
そこで、吉田先生は、
「検診に 2人誘って 50%(ぱー)」
という標語を作って啓発しているそうです。
胸にしこりなどの症状がある場合は、“検診”を受けようかどうか?ということではなく、迷わず“診察”を受けることが必要であり、全く症状がない時にこそ、“検診”を受けることが必要だということです。
「自分は関係ない」「何かが見つかったら怖いから受けない」というのではなく、受診して「何も」見つからない、あるいは、出来るだけ小さいうちに見つけるための検診が必要です。
家庭の医学1
また、渡辺オンコロジーセンターの放射線技師の新井さんは、「マンモグラフィが痛いというイメージの人は、肩などに力が入って痛みが増す」ということで、できるだけリラックスして検診を受けることをすすめられました。
参加者からは、若い世代の方には、ショッピングセンターなどに検診車が来て検診できれば、受診率が上がるのではないか?という意見が出るなど、盛り上がった講座でした。
家庭の医学2
今後、ぴっぴとしては、今回参加された専門家の方々にお願いをして子育てサークルなどにでかけて、若い世代の親を中心に、乳がん検診の受診の必要性を啓発してもらうことを予定しています。
皆さんの参加している子育てサークルや子育て団体に、講師の派遣を希望される方は、ぴっぴまでお問い合わせください。
詳細はぴっぴサイト、またはちらし(子育てサークル配布予定、ぴっぴにもあります)をご覧ください。
(わかば)
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