2010
03.12

市民講座「ここまで進んだ!乳がん薬物治療」

事業:女性のがん検診

2月14日(日)にNPO法人がん情報局が主催する市民公開講座が開催されたので行ってきました。
この市民講座は、「ここまで進んだ!乳がん薬物治療」というタイトルで行われ、治療に関することが中心でしたが、浜松オンコロジーセンターの渡辺亨院長をはじめ、浜松医科大学の小倉先生、聖隷浜松病院の吉田先生、浜松医療センターの徳永先生、後藤先生などそうそうたるメンバーが勢ぞろいで、参加者にあらかじめ聞いておいた質問を、ひとつ残らず丁寧に回答していくというコーナーもありました。
病院の先生というと、なんだか緊張してしまって、話したいことも話せなくなってしまうような私には、驚異的なほどざっくばらんな講座でした。病院で診察室に入った時も、このような和やかな雰囲気だといいのにと感じたのは、私だけでしょうか?
講演会の内容も、参加者の質問に答えるコーナーでも、乳がんが発見されてからの話が中心でしたが、乳がんにかかる前に知っておいてほしいこともいくつか話されたので、紹介します。
厚生労働省では、乳がん検診の受診率目標を50%としているそうですが、浜松市の平成20年度の受診率はわずか16.8%です。この状況から、50%を達成するためには、乳がん検診を受診した人が2人を誘うことで目標達成できるということで、「検診に ふたり誘って 50%(パー)」という標語をぜひ覚えてくださいという話がありました。
若いからとか、子どもを産んでいるからとか、今健康そうだからということで、乳がんになってはいないということにはなりません。ぜひ、検診を受診してみてください。
検診を受けることにより、健康であることを確認すること、あるいは、早期発見をすることは大切です。
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