2018
10.20

イクメン応援講座

事業:男女共同参画

10月10日(水)、日本政策金融公庫からの依頼で、浜松市UD・男女共同参画課のこらぼ講座を行いました。今回のテーマは「イクメン」です。

「イクメンとは、子育てを楽しみ、自分自身も成長する男性のこと。 または、将来そんな人生を送ろうと考えている男性のこと。」と厚生労働省は“イクメンプロジェクト”のサイト上で語っています。

周りを見ていても、そういう男性が増えていると実感することが多いです。浜松市子育て情報センターの子育て教室に来る男性の数を比べても、10年前に比べると確実に増えていますし、パパ自身から申込みをされることも多くなりました。
一方、「イクメンプレッシャー」とでもいうのでしょうか。「イクメンにならなければいけない」という気持ちがプレッシャーになって辛い思いをしている男性も増えてきているという話をよく耳にするようになりました。

合計特殊出生率が低下し少子化がクローズアップされ、国を挙げてイクメンプロジェクトが進められていますが、今でも子育てと仕事を両立するのは、容易ではありません。

子どもがかわいいという気持ちはみんな同じです。そんなかわいい子どもとのかかわりを、子どもの成長と共に感じながら、親として成長することは素晴らしいことです。子育てをしなければ味わえないようなことが得られます。しかし、子育てを夫婦で半分ずつ分担すれば幸せな子育てができるのでしょうか。それは、家庭によって違います。パパだって、ママだって、得意なこともあれば不得意なこともあります。二人にとって“ちょうどよい子育て”について話し合いながら、子育てを一緒に楽しめるといいですね。

また、子育ては子育て中の人だけのものではなく、周りの人の理解と協力が必要なことも多いです。子育てを社会全体で考え、みんなで子育てするのが、今より当たり前のことになって、「イクメン」という言葉を使わない社会になるといいね!ということを、最後に参加者と共有した講座でした。

(わかば)