2017
06.15

静岡県放射線技師会公開講演会

事業:男女共同参画

5月28日(日)グランシップ(静岡市駿河区池田79-4)で平成29年度静岡県放射線技師会公開講演会『男女共同参画社会~家庭とキャリアを両立するのは誰?~』を行いました。主催は公益社団法人静岡県放射線技師会です。放射線技師会という専門分野からの依頼は初めてでした。
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ぴっぴでは浜松医科大学家庭支援相談事業として浜松医科大学で女性医師を中心に相談を行ってきています。専門分野では仕事の内容からも男女の差はないものの、女性は妊娠出産というライフイベントが発生した場合は、配慮すべき事項です。女性がキャリアをいかに捉えて子育てと両立していくかは自分だけでなく、家庭はもちろんのこと、職場でも相互間の協力やコミュニケーションが必要となります。
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放射線技師の分野はとかく男性主導が多かったのですが、近年、乳がん検診の推奨もあり、検診を受ける側への配慮としてマンモグラフィーを扱うのが女性技師となってきているため、女性が増えてきています。
今回の講演のねらいは、どの職業選択にも男女の差がなくなってきた社会の中で、社員の中には子育てや介護を行う人々がいるのだという事実を踏まえ、実態として周りの企業や社会の動きについてお話する中で、職業の分野が違っていても、共通する課題はいくつも存在するという認識をそれぞれが持ってもらうことでした。
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1時間も満たない中での話だったので、かなり速い速度だった気がします。
経営者側も雇用者側もそれぞれ視点を変えて見ると見えなかった部分が明らかになってきます。
わずか数十年の間に男女雇用機会均等法など画期的に変化してきている中で、講演後のパネルディスカッションのパネラーのみなさんの特に若い男性の意識が変化していることが印象的でした。

<Hiro>