2021
12.10
12.10
人形劇で防災を学ぶ
12月9日(木)、浜松市の認可保育園であるわかくさ保育園(西区)で、子どもたちと一緒に防災を学びました。こちらの園にはこの数年、年に1度機会をいただき、人形劇とワークショップで子どもたちといろいろな災害について学んでいます。
サイのきょうだいの「ボウくん」と「サイちゃん」が出てくる人形劇を見ながら、子どもたちから「危ない!!」とか「だめだよ!!」など、声が上がります。この防災講座に2度目の参加になる年長さんたちは、前回の人形劇をしっかりと覚えているようで、子どもたちの知識欲とその吸収力に驚かされます。
子どもたちはこうしてどんどん成長していきます。少し前までは理解が難しいと思われることでも、あっという間に理解できるようになります。また、日常生活の中のいろいろな場面から情報を得て、どうすればいいのかを自分で考えられるようになります。だからこそ、子どもの成長に合わせて、防災の知識も子ども自身に身につけてほしいものです。
成長と共に子どもだけで過ごす機会も増えます。万が一そのような時に災害が起こっても、子ども自身が最善の策を判断して行動できるようになることが、最大の防災になります。大人たちも子どもを守るだけの存在として捉えるのではなく、子ども自身が自助できるように防災教育をしていくことを忘れないようにしたいですね。
ぴっぴの防災講座は、人形劇以外にもいろいろなプログラムがあります。
- 興味がある方は、こちらのページをご覧ください。
https://npo.hamamatsu-pippi.net/katsudou-docs/bosai.html - ぼうさいぴっぴの取組はこちらをご覧ください。
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(わかば)