2018
09.28

河輪小学校で防災講座

事業:ぼうさいぴっぴ

9月22日(土)~23日(日)にかけて河輪小学校では、約100名もの小学生が、体育館で宿泊して防災を学んでいました。その宿泊訓練の中で、ぴっぴは22日(土)の夕食後、防災講座を行いました。すでに昼間のうちに各自、段ボールで自分のスペース作りを行っていて、みんなは徹底的に防災を学ぼうという雰囲気でいっぱいでした。

河輪小2.jpg

今回のテーマは「小学生にもできる備え」です。
「備え」と聞くと、物を備えることを思い浮かべることが多いのですが、防災の知恵を学んでおくことも備えです。今回の参加者は、防災を宿泊訓練で学ぼうという子どもたちだけに、防災への関心が高く、知識も身についているようで、講座の中ではたくさん意見を聞かせてくれました。

河輪小2.jpg

後半は、「ぴっぴちゃんを救え!」ということで、毛布を使ってけが人を運ぶワークショップを全員参加でやりました。けが人の代わりのぴっぴちゃん人形に対して、すごく優しい気持ちで運んでくれて感心しました。
参加者アンケートからも、「ぴっぴちゃんを救えてよかった」という意見があり、人へのやさしい気持ちがあふれていました。災害時には、自分で自分を守ることが基本ですが、周りの人と協力して助け合うことも大切です。「ぴっぴちゃんを救え!」を行う子どもたちの様子から、しっかり周りの人との助け合いができそうだと、心強く感じました。

(わかば)