2014
08.09

【ねりま防災カレッジ】講師しました

事業:ぼうさいぴっぴ

 7月30日(水)東京都練馬区立防災学習センターで小学4~6年生約50名を対象に、「夏休み子どもカリキュラム」発災から避難までの流れと災害時の適切な行動について、講義とワークショップを行いました。
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降り立った都営大江戸線光が丘駅のあたりは、住宅団地群。緑も多い街並みです。練馬と言えば、練馬大根をおもいだしませんか。栽培は江戸時代から始まったそうで、この地方の表土は深くて大根栽培の適地だったため、すぐれた大根が生産され、国内有数の産地となったのだそうです。ですから、地震災害が起きるとすれば、地盤も悪くはなさそうで、あえて気になるとすれば高層の建物の崩壊や火事が気になるところで、津波や山崩れの心配もなさそうです。そんなことを考えながら防災学習センターに到着しました。

カレッジは午後の2時からということで、東京は連日の猛暑で、午後からの講義でもあったため子どもたちも疲れているのではないかと気になっていました。
4年生を中心とした参加者でしたが、午後のお昼寝タイムと思われる時間帯、よくぞ話を聞いてくれたとやっていながら感心しました。眠くならないようにと問いかけながら話をしましたが、やはり子どもたちにはワークショップで、手や頭を使いながら同じグループの子どもたちと協力して、カッパ作りなどをしたのがいちばんうけたようです。最後まできっちり作らないと気に入らない子どもや意義を知って関心を示してくれた子どもなど、素直で学ぶ吸収力も早かった感じがします。

 子どもたちが帰宅して災害への備えを家族で話合い、ほんとうに起こってしまった時に活かせることが私たちが行っている事業の意義でもあるため、どんどんこうした事業は行っていきたいところです。

 Hiro