10.14
みらいTALKさんの防災キャンプ
サバイバルキャンプ&防災ワークショップ
9月22日(日)、小児科医、保健師、臨床心理士、保育士など子どもに関わる多職種の人で構成する、みらいTALKさんが障がいをもつ子と家族のためのサバイバルキャンプ&防災ワークショップを行いました。
ぴっぴでは、このサバイバルキャンプを実施するのにあたって、準備段階で防災ワークショップを実施する側の方々にいつもの、「ビニール袋で、かんたん!カッパづくり」、新聞紙を使った「バリバリスリッパ」、毛布を担架代わりにする「ぴっぴちゃんを救え!」などのワークショップを行い、そして当日、参加者への講座を行いました。
日々、多忙な人々が夜間の時間を使って集まって入念な準備をされ当日を迎えられたことにはたいへん頭が下がります。
避難所のシュミレーションをした訓練は様々なところで行われています。
やってみてわかることはたくさんあって改善にもつながるわけですが、予想だにしないハプニングが災害時はつきもの。それにどう対処していくのか柔軟な考え方も必要です。
障がいを持つお子さんの家庭は、ふだんと違ったことになるわけですから、パニックになったり戸惑うことも多いのかもしれません。
こうした訓練を行うことにより、日頃から接する医療関係者が「見守っていてくれている」という精神的な安心感につながるのではないでしょうか。
防災用品もキャンプでは企業から協賛でいただいたものや寄付されたものなどあったようですが、年々多彩になり、驚くものもありました。防災食も様々な味付けご飯や温めなくても済むような食品、パスタなども出てきていました。トイレ用品から防寒用品など様々。東日本大震災が起きてから本来あったものにプラスアルファされてきているのだと感じました。
いきなり過酷なキャンプを想定して行ったわけではないけれど、企画側も参加側も相互でふだんから慣れておくということはだいじなことですね。
大きくイベント化してしまうと関わりも大変になりますが、ふだんからの防災訓練をこつことやっていくのもたいせつと心に沁みた経験でした。 hiro
◎当日のみらいTALKさんサバイバルキャンプ&防災ワークショップの様子
http://miraitalkhamamatsu.hamazo.tv/