2012
11.24
11.24
あんり幼稚園部・防災講座
11月13日(火曜日)掛川市にある、あんり幼稚園部・家庭教育学級で防災講座を行いました。大変多くの保護者の皆さんに参加して頂きました。
当日は託児があったので、じっくりお話を聞いていただけたのではないかと思います。
天竜浜名湖線と原野谷川の間に位置するあんり幼稚園部では、かつて幼稚園の統廃合があったため、通園範囲がかなり広いということです。園長先生からもお話がありましたが、災害時の園児の引き取りについては、カードを作るなど混乱が起こらないように備えているそうです。
まず、現地の写真を見ながら、東日本大震災ではどんなことが起こったかを確認しました。また、子どもと災害を乗り越えるにはどうしたらよいか、避難所の生活についてなどをクイズ形式で学び、予め頂いていた質問・疑問などには講座の中でお答えする形で進めました。
後半は新聞紙でスリッパづくり、ゴミ袋でカッパづくりに挑戦。災害時には、身の回りにあるものを、ちょっとした発想の転換や工夫で様々に活用し、不自由な生活を乗り切って生き抜きましょう。新聞紙・チラシ・ビニール袋・ラップ・アルミホイル・段ボール など、どんなものでも何かの役に立ちますよ。
さて、今回の講座の最後は、紙芝居です。是非園児に紙芝居を見せたいとのご要望があり、年長さん60名と保護者の皆さんに見ていただきました。帰宅後、「水、懐中電灯、電池が必要なんだよ~。アレルギーの子もいるんだって。」と話してくれたお子さんもいらしたそうです。日頃、家事や仕事、子育てに追われることが多く、「災害への備えは必要」と思いつつも、なかなか取り組めずにいることもあるのではないかと思います。この講座をきっかけに是非、家族で話合ってみて下さいね。
<やまねくん>