12.19
篠原小学校 親子で楽しく学べる防災講座
12月3日(土)、西区の篠原小学校でPTA教養部の親子カルチャー講座「ぼうさいぴっぴの防災ワークショップ」を行いました。
午前中はかなり激しい雨も降り、あいにくの天気だったので心配しましたが、午後には雨もあがり保護者15人、子ども19人の合計34名が参加、2名の先生方が見学されました。
前半は「子どもを守る防災ワークブック」を参考に会議室で講義を行いました。篠原小学校は避難地・避難所・応急救護所に指定されています。また、12月1日付で浜松市が新たに津波避難ビルを30施設ほどの追加指定をしましたが、今回の指定で篠原小学校(北棟・3~4階の普通教室・特別教室・廊下)も含まれました。参加者の皆さんに新たな津波避難ビルの一覧表を回覧し、確認して頂きました。
後半の会場は音楽室。講義を聞いた後は、親子で楽しみながら学ぶワークの時間です。「新聞紙でスリッパ」「ゴミ袋でカッパ」を作りました。ホームセンターなどでは色々な防災グッズが販売されていますが、身の回りにあるものを活用すれば、少しの工夫で役立てる事ができますね。
最後にみんなで力を合わせて、「ぴっぴちゃんを救え」に挑戦。災害時、応急救護所になっている篠原小学校に運ぶという設定です、初めは少し恥ずかしそうでしたが、お互いに声を掛け合い、やさしい気持ちをあわせてぴっぴちゃんを救うことができました。
西区は、遠州灘にも近く、津波被害が心配な地域なので防災には関心が高い地域です。
前半の講義では、東北地方太平洋沖地震・被災直後の町や避難所の写真を見ましたが、子どもたちも大人と一緒に大変熱心に受講してくれました。いのちを守る事の大切さも充分伝わったように感じます。
この講座を受講したことがきっかけとなり、家族で話合いを持ったり、地域の防災行事などに積極的に参加したり、防災意識を高めるきっかけになればと思いました。
<hiro>