03.10
第7回ココ研勉強会を行いました
2年間継続して勉強会を行ってきましたココ研勉強会(子ども・子育て支援新制度を学ぶ勉強会)ですが、制度が4月スタートとなるのを目前に最後を迎えました。
今回は、「どうなる?子どもの居場所~子どもが育つ・親も育つ場づくりとは~」
国の子ども・子育て会議委員である奥山千鶴子さんをゲストに幼稚園・保育園・学童保育など子どもの居場所について全国の動向なども伺いながら新制度についてまずはお話を聞き、参加者とともに話し合いました。
奥山さんからは新制度の概要について、パワーポイントを使ったわかりやすい説明がありました。また、横浜市を例としてお話をしていただきました。
4月、新制度がスタートするにあたり、だんだん概要が明らかになってきましたが、利用者にとってわかりにくい用語やしくみ、そして各市町村によってあるものないものなどもあり、全体をなんとか理解するにはしばらくかかるのではないかと懸念してしまいそうです。利用者がじぶんの子どもの認定区分がどれにあたるのか、そもそも従来とどう変わるのかがほぼ理解されていないという感じがします。
奥山さんのお話の後、参加者に、質問票をお渡しして書いてもらったのですが、どれもびっしり書かれていて、熱意が伝わってきます。
時間の関係でいくつか奥山さんやこちらでお答えさせていただきましたが、まだまだ時間が足りず、終了後にアンケート用紙をお渡しし、感想を書いていただきさらに疑問な点があれば記載をとお願いしました。
後ほど開けてみて、アンケートにはたくさんの質問があり、返答をさせていただくには少し時間がかかりそうです。
奥山さんによる→“この制度を活かすのは現場の声(思い)です。みんなで声をあげていきましょう!!”の言葉どおり、じぶんたちのまちは制度によって使いやすいしくみになっているのかなど、じぶんたちで検証して提案をしていくことがたいせつです。役所がなんとかしてくれるという時代は終わりました。他人ごとを自分ごとにしていくことによって変われる時代です。これから先、子どもたちの居場所が自由に選択できることを願って、ココ研勉強会はひとまず終わらせていただきます。ありがとうございました。
なお、新制度でわかりにくいところは、ココ研サイト(しばらくは残します)、またはぴっぴWebサイトでお知らせしていくことになります。