09.09
地域防災訓練~災害に備える心構え~
9月6日(土)、貴布祢5区自治会の地域防災訓練の一環として「ぼうさいぴっぴ」を行ってきました。
浜松市のUD社会男女共同参画推進課の「こらぼ講座」として、依頼していただき、担当課の方たちも一緒に防災講座を行いました。参加者の皆さんは当日、自治会役員として倉庫の点検等でお疲れの中、熱心に取り組んでいただきました。
浜北区貴布祢は、南区や西区に比べると津波の心配が少ない地域ですが、災害は、いつ、どこで、どんな災害に遭うかわかりません。外出中や、通勤途中などに災害に遭う可能性もあるので、地域のことだけでなく、いろいろな場合を想定しておきたいものです。
また、たくさんの地域住民が避難所で生活しなくてもよければ、地域の避難所は、被害のひどかった地域の方や、遠くからボランティアに来た人たちの生活の場となることもあります。そういう受入ができる体制を作るためにも、各自が避難所に行かなくてもよいように備えておくことや、地域の助け合いができるようにしておくことが大切です。
後半はワークショップで「ごみ袋のカッパ作り」「新聞紙のスリッパ作り」を行いました。実は今回、ぼうさいぴっぴ初めてのアクシデントがありました。私たちがいつも用意している「カッパ定規(カッパ作りを行う時に使うための定規)」を忘れてしまったのです。参加者の方にはやりにくかったと思いますが、サンプルを見ながらフリーハンドで線を引き、上手に切り抜くことができました。
大きめに切り抜くと細身のカッパができ、小さめに切り抜くとゆったり目のカッパができるということがわかり、「カッパ作り」も、新たな展開があったと喜んでおります(忘れたことは深く反省しております)。
写真の通り、45リットルのゴミ袋で、大人の男性でもゆったりと着ることができる大きさとなっております。
とても熱心に参加してくれたので、家に帰ってからは自宅での防災対策の見直しもしてくれているのではないかと期待しております。今後もたくさんの人たちに、防災意識を薄れさせないよう、伝えていきたいです。