2024
11.26
11.26
赤ちゃんが生まれた時から始める赤ちゃんのための備え
災害時に子どもの備えや子育て関連の情報交換のきっかけづくりに役立つ「子どもがいます。」や「アレルギーがあります。」というマークが付いたトートバッグを知っていますか?
トートバッグについている「子どもがいます。」マークは、避難生活をしている際に、「子ども用の物資を今度配布するって聞いた?」などの情報交換のきっかけづくりに役立ちます。また平時には、赤ちゃんや子どものために必要なものをセットしておき、非常用持ち出し品として役立てることができます。
このバッグは、浜松医療センターで出産すると、出産祝いとしてプレゼントされています。退院して自宅に戻ってから、大切な赤ちゃんのための備えに役立ててほしいものです。
災害はいつ起こるかわかりません。自治体などが備蓄をしているとはいえ、数に限りがありますし、全市民の状況に合わせたものが備蓄されているとは限りません。赤ちゃん用品の備蓄はミルクのみで、自治体の備蓄をあてにはできません。だからこそ、赤ちゃんのための備えは各家庭で行っておかないと、いざという時に困ります。
出産を控えている人や、出産直後の人は、生まれた赤ちゃんのための用意のひとつとして、赤ちゃんのための災害時の備えも準備しましょう。さらに赤ちゃんが徐々に成長するのに伴い、備えを見直ししましょう。
出産すると、生まれた赤ちゃんのためにいろいろなものを用意するのと同じように、赤ちゃんのためのいざという時の備えも始めましょう。そして皆さんの身近な人が出産されたら、「子どもがいます。」マーク付きバッグを出産祝いにいかがでしょうか。
(わかば)