2006
01.22

行って良かった! 大日向雅美先生の講演会

取材

大日向先生2
「子育てサークルリーダー研修会」
『浜松子育てフォーラム  やらまいか 地域で子育て はじめの一歩』という2006年1月21日(土)、22日(日)の2日間にわたって行われるイベントで、21日、TVでもおなじみ、また、浜松にももう何度かお見えの大日向雅美先生(恵泉女学園大学大学院教授・子育てひろば「あい・ぽーと」施設長)の基調講演がありました。タイトルは、『子育て支援が親をダメにするなんて言わせない!』という先生の著書と同じタイトルのものでした。
 アクトシティに行ったことがあまりなくて、会場のコングレスセンターを探すのに一苦労した田舎ものの私でした。当日は、東京も大雪で、新幹線が20分遅れていたということで、大日向先生もあわただしくお見えになりました。
 さて、大日向先生の著書を読んだり、お話を聞くと、あのゆったりした優しい口調に癒される方も多いと思います。私も、子育て中の自分自身に迷いを感じたり、自信がなくなった時に、先生の著書に何度助けられたことでしょうか。
 今回の講演でも、子育て支援が、一時的なブームのように盛り上がり、「子育てバブル」に終わらないよう、原点を振り返る必要がある。少子化が問題なのは、子どもが少ないと将来の年金制度が崩壊するから等というものではなく、「安心して産めない」「子育ての喜びが見出せない」ということが問題である。だから、子育て支援とは、親・地域の子育て力の向上を支援することというものでした。
 子どもを安心して育てられる地域社会で、子育てを家族や地域の人と一緒に楽しみを共有しながらできるようになって欲しいと実感した講演会でした。
(わかば)
大日向先生1