2014
05.15

ヤマハ育休取得者交流会

事業:その他

自分が思い描いているように子育てと仕事を両立できている人は、はたしてどれくらいいるのでしょうね。
子育ては予測不可能なことがたくさんあり、段取り通りに行かないことが多いので、緊急事態をできるだけ想定して対策しておいた方が良いのか、想定自体をやめて、何が起こっても受け入れるというスタイルを貫いた方が良いのか悩むところです。
そんなことを考えながら、今年も、ヤマハ労働組合主催の「育休取得者交流会」でお話しました。
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今回はこれまでと違って、都合がつけば夫婦で参加してもらうようお願いしました。育休から職場復帰に当たり、家族でどのように乗り切るかを相談することは必要です。保育園の送迎は「忙しいから無理」と最初から言っていないで、それをやるために仕事をやりくりするくらいの気持ちと実行力も必要なことがあります。家族の状況や、それぞれの得意・不得意なことがあるので、みんなが同じように考える必要はないのです。しかし、子育てと仕事の両立をするのは、母親だけの問題ではないはずです。今回一緒に参加できなかった方にも、パートナーと一緒に考えてみてほしいと思います。
ファザーリングジャパン ファウンダーの安藤哲也さんがよく言う「ゴミ出し」と「ゴミの移動」について、今回も聞いてみました。ファザーリングジャパンでは、ゴミ収集日に、家中のゴミを集めてゴミ集積場に持っていくのが「ゴミ出し」で、ゴミが袋に詰められている状態のものをゴミ集積場に持っていくだけなのは「ゴミの移動」と言っているそうです。今回参加のほとんどの家庭ではパパも「ごみ出し」ができているようです。主体的に家事や育児ができているようですね。数年前とはずいぶんとパパやママたちが変化していることを感じました。
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ぴっぴでは、職場復帰に向けての不安や悩み事などに対して「働く(働きたい)パパ&ママのための相談事業」を行っています。メールや面談で相談できますので、ひとりで抱え込まないで、ご利用ください。

(わかば)