2011
01.23
01.23
「伝えよう!楽しい子育て」始まる
1月19日(水)、全4回の講座「伝えよう!楽しい子育て」が、NHKと中日新聞社が取材に来ている中、ちょっと緊張気味に始まりました。
タイトルだけからすると、
「いったい何をどうするつもり?」
と、記者のみなさんも思ったそうですが、参加者の中にも、
「育休中で時間があったので来た。」
という人もいるようでした。
それでも自己紹介してもらうと、それぞれが、
「子育てに対してこういう思いがあって、こういうことをどんな人に伝えたい。」
というものをしっかり持って参加されている様子で、うれしかったです。
集まったメンバーは、30名。その中には、主婦で若くして孫もいるという人や、保育関係者、保育系大学で先生をやっている人、子育て支援にかかわっている人、転勤で浜松に来た人、子育て真っ最中の人、子どもが婚活中の人、孫がいる人など様々な人がいます(男性もいます)。
いろいろな立場の人がいるからこそ、これから誰かに何かを伝えようということを学ぶ上でも、いろいろな視点・いろいろな考え方があり、どうすれば伝わるのかを考えるにはとてもいい環境です。ぜひ、それぞれがつながりを作ってもらい、これからの学びに役立てていくだけでなく、その後の子育てライフ・子育て応援ライフに役立ててもらえればと思います。
今回は第1回ということで、NPO法人はままつ子育てネットワークぴっぴの理事長原田が、浜松市の子育て支援の現況を話し、参加者の質問にはオブザーバーで来ていただいていた子育て支援課の小池さんに答えていただきました。さらに、グループに分かれて「自分が感じる子育ての課題」についてワークショップで考えてもらいました。
自分たちの経験をもとに、子育てに関する不満や愚痴を言いながら、それがどのような子育ての問題なのかを考え、整理するというものです。まずは、グループで出た意見をどのように他の参加者に、わかりやすく決められた時間内に伝えるかということが課題でしたが、きっと、こういう訓練の場を経験して行くことで、講座が終了する頃にはみんなが伝えることの難しさを意識し、工夫して伝えるようになるのでしょうね。今後がもっと楽しみになりました。
(わかば)