2018
07.02

共働き家庭のための交流会

事業:子育て教室

6月も最終の30日、土曜日に「共働き家庭のための交流会」を行いました。
なんだか不安定な天気が続き体調を崩してしまった家庭も多いようで、キャンセルが相次ぎましたが、ぐっとアットホームな感じで、スタートを切りました。

共働き家庭のための交流会

ペアになって、初めて会った人の自己紹介を聞き、本人に成り代わって紹介をする他己紹介を行いました。相手の話をしっかり聞き逃すまいとして真剣な顔つきでした。
その後のアイスブレイクで、じんわり親近感を覚え、さらにワークショップで話しあいながら交流を深めていきました。

平日の一日の過ごし方をそれぞれ図に書いてもらいました。興味深いことに夫側の男性陣と妻側の女性陣は同じように書いていても感じ方や考え方が違うように感じます。
妻たちは、子どもと向き合う時間が多いため、細かいことにも気を配り、“保育園で泥んこになってきて洗濯がたいへん”とか“ふだん子どもと接する時間が少ないので一緒に居られる時間が少なくて負い目を感じてしまう”など生活感あふれる話をしていましたが、夫側はどちらかというと自分の時間に注力が注がれている面もありました。とはいえ、子どもに関心がないわけではなく、できるだけ妻に寄り添おうと努力している姿も見受けられます。職種によっても、帰宅が遅くなる夫もいるため仕方がないとあきらめている妻の心情もうかがわれました。

共働き家庭のための交流会

各家庭それぞれ生活スタイルも考え方も異なります。今回狙った次世代型夫婦とは、チラシにも書かれていますが“男は仕事、女は家庭というこれまでの固定観念による役割分担は捨てて、お互いに頼りあい、相談し合い、仕事と家庭を両立して生活を楽しむ夫婦”を言います。できる人ができることをする、そしてできなかった分に対しては感謝を言葉に恥ずかしがらずに出す。現代は核家族が多いため、頼れるのはお互い様。子育ても家庭も夫婦で試行錯誤しながら体験を積み重ねていくものではないでしょうか。

共働き家庭のための交流会

子どものしつけ、しかり方など夫側からの質問が飛び出て、次世代型夫婦にふさわしい交流会となりました。

(hiro)