2013
12.19

新米パパのための子育て教室’13秋

事業:子育て教室

11月23日、浜松市子育て情報センターにて「新米パパのための子育て教室」を開催しました。
新米パパのための講座は、パパたちが参加しやすいよう、週末や祝日に実施しています。今回もとても多くのお申し込みをいただいたため、抽選となりました。
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講座の前半は託児して、静かな環境で講話を聞きました。今回は講師に朝元 尊(たかし)先生(アソカ学園朝田幼稚園園長)を迎え、パパと子どもの乳幼児期の関わり方についてのお話していただきました。
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講話は、ママと子どもの本能的なつながりについてのお話からスタート。赤ちゃんにとって、生まれて初めて受け入れられるママの存在はとても大きなものです。パパはその強い絆を尊重しつつ、ちょっとしたサポートを日常的に継続していくことが大切です。
「イクメンという言葉がもてはやされて久しいですが、パパはイクメンの着ぐるみを着ても、時に応じそのファスナーをおろして“ひとっ風呂浴びる”ことができるんです。だけど、ママにはファスナーすらない、24時間365日体制だということをわかっておきましょう」
先生のこの言葉は、ママたちの気持ちをずばり代弁した言葉だったのではないでしょうか。ママたちは一斉にうん、うんと深くうなずいていました。
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講話はさらに、保育園・幼稚園園長としての豊富な経験に基づいた視点から、「赤ちゃんを取り巻く安心・安全な環境を整えること」が子育てする心にゆとりを与えることへと続きました。
最後に、パパが“子育て日記”をつけることへのすすめ。「期間を“いつまで”と区切る」「書くのはひと言だけ」など、続けるためのヒントも添えて、「いつの日か、お子さんの結婚式で読んであげてください」との言葉に、パパやママたちも笑顔になりました。
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講座の後半は託児していた子どもたちが戻り、にぎやかな中でファミリーの交流の時間をもちました。
自己紹介を互いに聴き合い、いろんな子育てファミリーの背景を共有して、視野を広げることができたファミリーも多かったのではないでしょうか。
また、テーマを設定したグループトークも行い、
パパたちからは「同じような悩みを持つパパがいて、対処法など勉強になった」「他のパパたちの話を聞くことが今までなかったので、すごくよかった」などの感想をいただきました。
子どもたちも、パパたちのひざに抱っこされ、バブバブお話したり、広い輪の中をハイハイしたりと、自然に交流に参加していましたよ。
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こうした場を通して、パパも子育ての悩みや喜びを多くのファミリーと共有することができたら、とても素敵なことですね。
◎講座のようすが新聞に掲載されました
■平成25年11月24日中日新聞より
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■平成25年11月24日静岡新聞より
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浜松市子育て情報センターでは、今後も子育て世代が交流し、不安を解消して楽しく子育てするために役立つ教室を開催していきます。参加してみたい教室がありましたら、ぜひご応募ください。

(midori)