09.24
浜松ホトニクス 1日トライアル学童保育
9月23日、秋分の日の祝日。ぴっぴは浜松ホトニクス株式会社の1日トライアル学童保育を受け持ちました。
共働き家庭に対して、途中退職を防ぐためにも企業は子どもの病気の時の病児保育や長期休暇の保育などに対応し、様々な対応が必要となっています。ほんの少し前まで、学童では1年生の壁があって、預けられない場合、母親が仕事を退職するというケースがありました。今は、減りつつありますが、まだまだ様々な課題はあります。
企業によっては、夏季休暇が長い分、祝日などを出勤日として労働時間を調整しているところもあります。まさに、浜松ホトニクス社もその一企業です。
祝日出勤となると、保護者にとって一日中子どもたちを置いておかねばならず、長期休暇と同様で心配です。そんな時は保護者が休暇をとれば良いではないかと捉えられがちですが、途中入社等で、有給休暇の少ない社員にとっては厳しいということで、このような試みが企画されたそうです。
子どもたちの様子は、1日だけですが、初対面の子どもたちが多く、最初こそ緊張していたものの短時間ですっかり打ち解けて楽しそうでした。子どもたちはとても柔軟にコミュニケーションをとって大人たちを驚かせてくれます。
浜松ホトニクス社は、「光」を活かす企業。これを基に光サイエンス体験(7ブースあり)やホトアグリによる光栽培されたリッチリーフの農業体験などのプログラムが準備されていました。子どもたちはどれにも積極的に参加し、楽しんでいました。子どもにとって、父親や母親がどんな仕事に就いているのかが少し理解できるひと時であったのではないでしょうか。
浜松ホトニクス社では、この1日トライアルに至るまでに、入念に準備を進めてこられていました。学童は、小学生だから、場所と子どもたちを見る大人がいればそれでよいのだと単純に考え、質を無視した保育をすることに不快感を持つことがあります。浜松ホトニクス社では、当日、社内で学童に立ち会う方々への事前研修を受け入れてくださったことは、ぴっぴとして、とても感謝する次第です。
今後もこのような企業が増えることを期待したいです。
(hiro)