2020
03.14
03.14
学童保育研修会開催
2月18日(火)、27日(木)、にしのこ・にこにこ・中部学園・中部学園第2放課後児童会と浜松市放課後児童会の支援員・補助員に参加を募り「学童保育研修会」を開催しました。2回講座で、テーマは「子どもの最善の利益の保障を目指す 子どもの見方・とらえ方」。講師は学童保育カンファレンスルーム代表の森崎照子氏です。
第1回目は「学童保育指導員のまなざしをはぐくむ」。学童保育に携わるには「全ての子どもは愛される権利がある」ということを意識する必要があると講師は述べます。
次に子どもを取り巻く環境がもたらす課題(貧困・虐待・いじめ・体の発育状況・登校拒否・塾や習い事の増加)の解決にむけて放課後児童会が担う役割について「子どもに愛情を注ぐ」「子どもの発育を促す遊びを取り入れる」「子どもの話に能動的に耳を傾け、成長を促す対応をする」ことで、環境により不足している部分を補えるのが学童保育であるという講話がありました。
最後に一人ひとりが、放課後児童会での印象的な出来事を「実践の記録」として文字にする時間がありました。第1回目はこれで終了です。
第2回目は「子どもの心の声を聴く」。初回に記入した「実践の記録」をもとに数名ごとのグループで「学童カンファレンス(検討会)」を行いました。
その後、子どもの最善の利益を求め、子どもの言動を手がかりに「なぜ子どもがそうするのか」を考え合うことの大切さについて講話がありました。講義後に演習として、再度カンファレンスを行い、グループごとに意見を発表しました。
当団体主催の研修はこれで最後となりました。今後、支援員の方々の活動に直に活かされることを祈っています。
(miki)