2017
10.26

がん検診の無料クーポン、利用しないともったいない! 後編

事業:女性のがん検診

ぴっぴスタッフのmiwaです。女性のみなさん、乳がん検診を受けたいと思っても、「痛そう」「恥ずかしい」「どんな検査をするの?」など、不安要素がいっぱいで受診をためらってしまっていませんか? でも、一度受診してみると案外心配したほどではなかったですよ!

前回のブログでは、無料クーポンなど浜松市のがん検診制度について紹介しましたが、今回は、実際に受診した体験をお伝えします。

自分に合った病院を探そう

検診を受けよう!と思ったら、まずどこの病院で受けるかを決める必要があります。「家から近いところがいい」「いつも通っている病院が安心」「女性のスタッフに対応してほしい」など、選ぶ基準や優先順位は人それぞれ違います。自分が希望する検診が受けられる病院を探しましょう。友人などからの口コミ情報も役立ちますね。

私は、自宅から近く、友人から勧められた総合病院に決めました。今回、浜松市の受診券を使って複数のがん検診を受ける予定だったので、一日ですべてを受診できるというところも、総合病院を選んだ理由のひとつです。

検診の予約は簡単!

検診を受ける病院を決めたら、電話やインターネットで簡単に予約することができます。(予約方法は病院によって異なります)

また、私が選んだ病院の場合、予約の段階で「視触診検査(医師が乳房にしこりや変形、陥没、分泌物がないかを触ってチェックする検査)を実施しますか?」と聞いてくれました。電話の対応で、その病院の方針や雰囲気がわかる場合があります。もしも不安なことや気になることがあったら、予約の時点でいろいろ聞いてみることをおすすめします。

後日、検診の案内と問診票が自宅に届きました。

浜松市の検診制度を利用した乳がん検診に必要な持ち物は、

  • 問診票
  • 病院の診察券(持っている場合)
  • 浜松市無料クーポンまたはがん検診受診券
  • 保険証
  • 健康手帳

です。問診票に必要事項を記入し、いざ病院へ!

マンモグラフィー検査はどんな検査?

medical_nyugan.png浜松市が推奨している乳がん検診は、40歳以上女性を対象とした「マンモグラフィー検査」です。これは、乳房専用のレントゲン検査で、放射線の量が少なく、安全に乳がんの検出ができます。

プラスチックの板で乳房をはさみ、上下・左右の2方向を右胸と左胸、合計4枚撮影します。(50歳以上は1方向、合計2枚)

検査室では、女性のレントゲン技師が優しく、でも素早く、立ち位置や体の角度などを指示してくれました。

この検査は何度体験しても、胸をはさむ瞬間、緊張してしまいますが、撮影時間はほんの数秒です。レントゲン技師が、テキパキと動きながらもリラックスできる声かけをしてくれるので、検査はあっという間に終わりました。乳房の大きさに関係なく、乳腺の柔らかさや脂肪のつき方によって痛みは個人差があるようですが、病気になった時の痛みを思えば、我慢できないものではないと思います!

それでもやっぱり痛いのは嫌ですよね。より痛みを軽減する対策としては、胸が張りやすい月経前の受診を避けること、技師にすべてをおまかせして力を抜くこと…などでしょうか。定期的に受診していると少しずつコツが掴めてきますよ。

健康な今こそ乳がん検診を受けよう

マンモグラフィー検診の結果は、後日お知らせが届きます。悪性の可能性がある場合は、その後精密検査を行います。その結果、乳がんが見つかったとしても、早期発見すれば治る病気です。また早期治療は、進行した乳がんの治療に比べ費用負担も少なく済みます。

今健康だと思っている人こそ、ぜひ乳がん検診を受けましょう!

(miwa)

ti_ganpro.gif