2015
10.27

頑張るお母さんへ

事業:女性のがん検診

はじめまして NPO法人いかまい検診浜松・事務局池谷暁子です。
皆さんご存知10月は「乳がん月間・ピンクリボン月間」です。
今年も無事に浜松市役所・浜松城のライトアップイベントを行う事が出来ました。
この場をお借りして御礼申し上げます。
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さて、よく質問される内容に「授乳中の乳がん検診はどうしたら良いの?」があります。
遠い昔、私も授乳期間中に乳がん検診に行った一人です。
乳腺炎を起し高熱の中受診した乳腺外科のポスターを見て「検診行かなきゃ!」と思ったのです。結果は「断乳、卒乳してからで大丈夫」でした(エコー検査で十分との事)。
授乳時期の乳腺は発達しておりマンモグラフィで解りずらい=判断能力が低いからです。
一番ご自分の胸に関心が高い時期です。セルフケアだけは続けて下さい。
「被曝の影響は?」母親として一番関心が高い項目だと思います。
授乳期・非授乳期のマンモグラフィ検査が乳がんになる可能性を上げる事はありません。
マンモグラフィは元々低線量(1回あたり0.1マイクロシーベルト)なので1年に1回程度の撮影でリスクの上昇はありません (自然放射線で例えると東京~ニューヨーク飛行往復では0.2マイクロシーベルト) 。
「マンモは痛いから」「時間が無いから」よく耳にします。
育児中、社会復帰後のお母さんは忙しいです。ご自分の時間も無い。でも…我が子の涙を見たい母親は居ないと思います。乳がんは早期発見・早期治療で治ります。誘い合い検診に行きましょう!
合言葉は「検診に2人誘って50%(パー)」

(NPO法人いかまい検診浜松 事務局 池谷暁子)
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