2010
11.14

子育て支援乳がん検診体験談

事業:女性のがん検診

子育て支援乳がん検診の託児を利用して、乳がん検診を受診されたお母さんから、体験談をいただきましたのでご紹介します。
*…..*…..*…..*…..*…..*…..*…..*…..*…..*…..*…..*…..*…..*…..*…..*…..*…..*…..*…..*…..*…..*…..*…..*…..*…..*…..*
最近、あちこちで乳がん検診に行きましょう!と耳にしますね。
『がん検診』と聞くと、何となく自分は大丈夫なはずと思ったり、子どもを連れて行くのも大変だし、検診って費用がかかりそう…などと理由をつけて行かないものですよね。
受けたほうがいいとわかっていても、なかなか行くきっかけがなく足が向かないと思います。
私もその一人でした。
そんな私ですが、いつもお世話になっている助産師さんから「乳がんになる人が増えているから、授乳が終わったら行くといいよ」「きれいな状態の映像をとっておくといいよ」と、すすめられていました。
第1子の時にはタイミングを逃して第2子を妊娠してしまったため「今度は行かないとな」と思っていたところに、託児つきで乳がん検診が受けられるということを知り、決心がつきました。
子育て支援乳がん検診は、毎月1回、子育て情報センターの託児室に子どもを預け、すぐ近くの浜松オンコロジーセンターで検診を受けることができます。
病院に検診の予約を入れるときに、託児の依頼をします。
その後、ぴっぴのホームページから託児カードをダウンロードします。
当日は、託児カードを記入して子どもを預けます。
1歳7か月の息子は、離れぎわこそ少し泣けてしまいましたが、窓から見える車や電車などを見ているうちにすぐに泣きやんだようです。
子どもが泣けてしまっても託児スタッフの方に「大丈夫、いってらっしゃい」と明るく引き受けていただき、安心して預けることができました。
用意してあったおもちゃで遊び、楽しく過ごしていました。
さて、検診です。
検診は受付、問診表の記入、血圧測定、問診表の確認、検診内容の確認、検診、と進んでいきます。検診内容はマンモグラフィー、触診、エコーとあります。私はマンモグラフィーと触診、エコーはマンモグラフィーの結果をみて行うか決めるようにしました。
検診内容は相談しながら選べる感じでした。
さて、いよいよ検診のスタート。
まずはマンモグラフィー。もちろん、初体験。「痛いよ」などと話に聞いていたのでドキドキでした。実際は挟まれるときに少し痛かったですがそれも一瞬で終わるため、あっという間でした。
左右、縦、横と、計4回撮影します。女性の先生だったこともあり、安心して受けることができました。
マンモグラフィーの痛みは個人差があるようです。
生理前など、おっぱいが張りやすい時期には痛みを感じやすいようです。
次に、マンモグラフィーの結果を先生が教えてくださいます。
私は授乳をやめてから約5か月だったこともあり、乳腺におっぱいが残っていました。
卒乳から半年以上たてば、おっぱいが残っていることもなく、きれいな状態となるようです。
最後に先生の触診。こちらもあっという間に終わりました。
今回はマンモグラフィー、触診ともに、異常なく一安心でした。
すべての検診終了後、希望者には「自分で行う触診のやり方」のDVDを見せてもらえます。
このDVDがとても分かりやすい内容でした。
検診は受付から終了まで1時間ほどでした。
検診代はマンモグラフィーと触診で2500円。託児の500円を足して3000円で行うことができました。エコーを行うともう少しかかりますが、思っていたよりも時間も金額もかからず受けられた感じがします(検診というと妊婦健診のイメージが強いからでしょうか)。
検診は2年に1度受けることが望ましいそうです。
検診に行くまでは敷居が高いイメージでしたが、実際に行ってみると難しいことはなく、これからは健康のためにも、定期的に検診を受けようと思いました。
検診を受けるのは初めてで不安もありましたが、先生をはじめスタッフの方々もとても親切で丁寧に対応していただき、安心して受けることができました。
家族と自分のためにも、ぜひたくさんの方に検診を受けていただけたらと思います。(チーズ)
*…..*…..*…..*…..*…..*…..*…..*…..*…..*…..*…..*…..*…..*…..*…..*…..*…..*…..*…..*…..*…..*…..*…..*…..*…..*…..*
チーズさん、ご感想を寄せていただきありがとうございます!
※なお、本文中に記載の検査費用は、個人の状態や、年齢やクーポンの有無によって違うため、一律ではありません。申し込みの際にお問い合わせください。
「子育て支援乳がん検診」の今後の日程はこちらです。
https://npo.hamamatsu-pippi.net/katsudou-docs/ganpro.html
ti_ganpro.gif