2022年度のファミサポ講習会始まる

ファミリー・サポート・センター

6月17日(金）、あいホール（中区幸三丁目）にて、第1期ファミサポ講習会（まかせて会員・どっちも会員になるための講習会）が始まりました。この講座の開始を待っていたかのように梅雨入りしましたが、当日は雨に降られることなく講座のスタートを切ることができました。

初日は「小児看護の基礎知識」という3時間講座がありました。浜松市のファミリー・サポート・センターでは、病児・病後児保育は行いません。それなのになぜこのようなテーマを学ぶのかというと、サポート中に子どもが急に体調を崩した時のために正しい処置を知っておくことが大切だからです。

例えば、ファミサポの活動中に子どもが発熱したら、保護者にすぐに連絡をとり、子どもを保護者に引き渡します。引き渡しをするまでは、まかせて会員やどっちも会員が、できる範囲で処置をし、その時の子どもの様子をしっかり観察しておき、引き渡しの際に保護者への説明が出来るようにしておきます。
場合によってはすぐに受診する必要があるかもしれません。その判断も、この講座を学ぶことで、冷静に判断する材料になります。

参加者からの質問がたくさん出ていた様子からも、学びの多い時間となったのではないかと思われます。

これから安心してサポートを引き受けるために、5日間で9項目の講座を受講していきます。浜松市の子育て中の人たちの身近なサポーターとして、ファミサポの仕組みを活用した子育てを助け合える存在となってもらえれば心強いですよね。

（わかば）