2007
08.30

家族でクッキング 小学生編

事業:男女共同参画

家族でクッキング
父親も含めた家族団らんの食事ができない家庭がまだ多く、「帰ってきたらもう、子どもは眠っていた」、「土日も仕事が立込んでいて、子どもに“お父さん、今度はいつ帰ってくるの”」と言われる父親も少なくないようです。たまにはお父さん存在感と家庭内交流を深めるためにも、“お父さんといっしょ”の料理教室も悪くはないのかもしれないとぴっぴで企画しました。ふたを開けてみるとお父さんの仕事の忙しさもさることながら、小学生の子どもたちも、習い事/スポーツクラブなどで忙しく高学年はなかなか出てこられないという状態に直面してしまいました。
親子でクッキングすることには効能があります。脳トレで有名な川島教授の講演会で、料理はボケ防止にもつながり、子どもの脳の発育に良いというようなお話をうかがったことがあります。料理の手順は「野菜の皮をむいているうちにお肉をいためて・・」などいくつかの行程を同時並行にやっていくので自然と脳が活性化されているのでしょう。
 小学生編では、カレーピラフとビシソワーズ(冷たいジャガイモスープ)がメニューです。子どもたちにお手伝いをしてもらいながら簡単にできることと、アウトドア向けにもじゅうぶん対応できるメニュー。講師の志保ママによると“ピラフの具材を代えるとまた、種類も増えるし、卵でオムライスもできる”というすぐれた一品です。
「包丁も滅多ににぎったことがない」というお父さんもいるはずでしたが、野菜のみじん切りなどなかなか細かくなっていて感心してしまうほどでした。
具材をお米と混ぜて電気炊飯器でたきあげるはずが、調理室の電力不足で各々の炊飯器内の中身が時間をかけても炊き上がらないというアクシデントに見まわれてしまいました。全部を集めてガス炊飯器で再度、炊き上げることになり、せっかくそれぞれの調理した具材の味を楽しんでいただけずごめんなさい!ビソワーズはそれぞれの味が楽しめたことだけが救いです。
半日、お疲れ様でした。このメニューを持ち帰って、たまには家族で協力しながら作ってみてほしいなというのがぴっぴスタッフの願いです。後日のお話が聞けるとうれしいですね。hiro