2022
11.25
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大平台高校でぼうさいぴっぴ
11月21日(月)、静岡県立大平台高校1年生の「総合的な探求」の時間で防災講座を行いました。授業の冒頭には教頭先生から、「災害時には知っている人も知らない人も、いろいろな年齢・性別・立場の人がいる中で、共生しなければならない」というお話がありました。これで、災害発生時にはどのような状況になるのか、これから考えるためのウォーミングアップができました。
その後、災害時にどのような行動をすればいいのかをクイズやゲームで考えました。
まずは○×クイズです。災害にはいろいろなものがあります。地震や水害、雷などさまざまなケースで、災害時の行動を考えました。災害によって、身の守り方が違います。命を守るための行動を知っておくことで、いざという時に冷静に判断し、素早く行動できるように備えておきたいものです。
次は避難所生活について、新聞紙を使って想像を膨らませます。自分一人分のスペースを新聞紙の大きさで体感します。さらに、隣り合った人が友人や知り合いの場合と知らない人の場合、通路などを確保できている場合とできていない場合などを、想像しながら実感し合います。さらに、災害発生時の行動として、究極の選択をし、グループで意見交換しました。
2時限の授業の中で、かなり盛りだくさんな内容でした。でも体を動かしながら災害時についていろいろなケースを学べたのではないでしょうか。災害は避けきれるものではないので、平常時にいろいろな災害を想定して、いざという時どのような行動をとればよいのか、考えておいてほしいものです。
(わかば)