2019
03.26

ベトナム人の子どもたちと防災講座

事業:ぼうさいぴっぴ

3月13日(水)、HICE(浜松国際交流協会)からの依頼で、浜松在住のベトナム人の子どもたちと防災ワークショップを行いました。
2年前には通訳付きの講座を行いましたが、今回参加した子どもたちは、通訳なしで日本語が伝わるので、お話とワークショップで「避難所」について学びました。

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小学校入学前の幼稚園の子もいましたが、「避難所って、だれが、どんな時に使うのか?」などを学びました。
昨年秋に浜松市では大規模停電があり、参加者の中にも停電で困った家庭もあったことから、災害が起こると普段の生活ができなくなることが、子どもたちにも経験からわかるようでした。東日本大震災は、生まれる前の出来事という子どもがほとんどでしたが、テレビなどで見て知っているという子どももいて、防災への関心が高いことがわかります。

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そこで、次の段階として、避難所での遊びについてみんなで考えました。
避難所には、病気などで具合が悪い人や、全てを失って茫然としている人など、いろいろな人がいます。みんなで生活する場なので、走り回ったり大きな声を出したりすることはできません。そこで、遊ぶ時間や場所など、避難所のルールに則って、何をするか、何ならできるかを考えました。
さすがに子どもたちは遊びの天才!ちょっとヒントをあげると、次々と遊びを考えやり始めます。最後は、段ボールで作った小物入れなど、得意げに持ち帰っていきました。家で使いながら、今回学んだことを思い出してみてね!

(わかば)

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