2017
09.02

浜北図書館「親子で防災!」

事業:ぼうさいぴっぴ

8月10日、浜北図書館からご依頼を受け、未就学児親子を対象に防災講座を行いました。会場の「おはなしのへや」は普段読み聞かせをしている場所で、参加者の皆さんも、子どもたちも、いつもお話を聞いているのでしょう、とても落ち着いた雰囲気がありました。

浜北図書館防災読み聞かせ

講座の導入として、まずは図書館スタッフの方による読み聞かせ。親子で初めてのキャンプを経験する「やまでひとばん」という絵本です。今日の講座に合わせてスタッフの方が選んでくださいました。普段の便利な生活とは違う状況が、アウトドアと災害時の生活に共通するところです。

浜北図書館防災講和

日常生活を送っていると忘れがちな防災。身近なところから考えてみませんか?ということで、「身近に潜む危険から命を守るには」「日ごろの備えをどうするか」などを一緒に学びました。

浜北図書館防災ワーク

後半はみんなで、カッパとスリッパづくりをしました。災害時にいつも使っているものが無くても、身近な物で工夫し、不自由な生活を乗り越えることがテーマです。子ども用スリッパは半分のサイズで作りました。

浜北図書館防災紙芝居

最後に、ぴっぴオリジナルの防災紙芝居「その時君はどうする」を上演しました。やや長めのお話ですが、小さい子どもたちも、息をのんでじっと見ていてくれました。

せっかくの機会なので、講座終了前に、参加者の皆さん同士で交流する時間を設けました。今日の講話を聞いた感想や、我が家ではこうしてますよ~などなど……情報交換にお話が弾んだようすでした。

お盆休み前の忙しい時間に参加してくださった皆さん、本当に熱心に受講してくださいました。真剣な表情からはハッと気づくことがあったのではないかと思われました。備蓄品を準備しておくだけでなく、いざという時の家族との連絡方法や、さらに一歩すすめて、普段からの地域とのかかわりなどについて考えるきっかけにしていただけたらと思います。

<やまねくん>