2017
07.10

赤佐小学校での「ぼうさいぴっぴ」

事業:ぼうさいぴっぴ

7月2日、浜北区・赤佐小学校の「親子ふれあいの時間」にて、ぼうさいぴっぴの講座を実施しました。大変暑い気候となりましたが、子ども・大人あわせて84人もの方が参加してくれました。大きな自然災害が起きた場合を考え、どうすれば自分や家族を守ることができるのかという基本的なお話とあわせて、防災ゲームやワークを体験してもらいました。

講話

「きみは何を持って逃げる?」というゲームでは、災害で自宅にいられなくなり、避難所に行く場合を想定して、子どもが自分自身、何を持って行けば良いかを考えました。「なぜ」その持ち出し品を必要だと思うか?との問いかけに、災害後の状況を細かく想像し、家族や友だちとも一緒に考えて、意見を発表してくれました。

持ち出し品

また、その後は新聞紙でスリッパを作り、「物の無い状況で、身の回りにあるものを使って工夫する」ことに思いを巡らせました。新聞紙でできたスリッパですから破れることもありますが、素足で踏み出す前に、その場で手に入るものを使って対策できないか考えることが大切です。さらに、災害で物が散乱した状態に見立てた一角を作り、その上を歩いてみました。非常時は、家の中さえも全く変わってしまうことを想像してもらえたのではないでしょうか。

バリバリスリッパ

子どもたちそれぞれに、災害下の状況と、自分や家族のことを結びつけて考える時間となったとしたら幸いです。積極的に考え、参加してくれた赤佐小学校の皆さん、保護者の皆さん、そして先生方、ありがとうございました。

(ずきんちゃん)