2015
09.19

川原本村自主防災隊で防災講座

事業:ぼうさいぴっぴ

9月6日(日)、元気な子どもたちと、地域のために一生懸命活動している大人たちがたくさん集まってくれて、楽しく防災講座を行いました。

この地域は、海からは距離があるのですが、近くに馬込川がありますから、最近多い水害の危険は無きにしも非ずというところです。子どもたちには、地震に対する備えだけではなく、災害にはいろいろな種類があり、それによってとる行動が違うことや、備えも違うということをお話しました。子どもも大人もたくさんの意見を出してくれて、みんなで共有できました。

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ちょうど、8月の終わりに浜松で竜巻が発生したというニュースがあり、私たちの身近なところで災害が起こる可能性があるということを実感しやすい時期でもありました。さらに、講座のあった日から週が明けると、台風が東海地方を直撃し、浜松市内でも南側の地域を中心に大きな被害が出たことなどもありました。講座に参加してくれた皆さんが、備えを見直したり、冷静な行動をしたりして、講座でお話したことを少しでも役立ててくれたら良いなと思いました。風雨の強い時にどうしても外出しなければならない場合は、この日作ったカッパなども使ってくれるとうれしいです。

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このように災害を避けることは難しいことなので、昔から「備えあれば憂いなし」というように、備えをしておくことは大切です。物を備えておくだけでなく、知恵も備えておいてほしいものです。そして、いざという時は冷静に行動したいものです。場合によっては安全な場所に避難することも必要です。避難するタイミングも、良く考える必要があります。先日の50年に1度の大雨による鬼怒川の決壊では、水害の恐ろしさを感じさせられました。このようなニュースをきっかけに、子どもも含めて、家族で災害時にはどのような行動をとるか、話をしてほしいと思います。

(わかば)